重要港湾「三河港」の臨海工業地帯田原地区に企業立地が集積しており、そのうちの大部分を輸送機械製造業が占めています。
			 田原市の輸送品機械器具の製造品出荷額等は市町村別で全国3位で、都道府県別上位の1県にも相当し、県内有数の工業集積地となっています。
			
製造品出荷額等 出典
都道府県別、市町村別 :2024年工業統計(2023年実績)
		
 田原市の農業は、昭和43年の豊川用水全面通水以来、飛躍的な発展を遂げ、令和5年の農業産出額は市町村別全国2位となっています。(平成30年まで5年連続全国1位)
			 電照菊をはじめとする花き類、キャベツ・ブロッコリー・トマトなどの野菜類、そして、畜産・酪農も盛んで、いずれも収益性の高い農業が営まれています。
			 農産物は、国道42号から東名浜松IC経由で関東・東北方面、もしくは国道259号から東名音羽蒲郡IC経由で、中京・関西・九州方面へ出荷されています。
出典:令和5年 市町村別農業産出額(推計)
平成30年度実績 田原市事業者ヒアリング調査結果を基に推計
 観光レクリエーション利用者統計(レジ数)によると下記図のとおり主要観光施設では、「道の駅」田原めっくんはうすをはじめとする3つの重点「道の駅」、蔵王山展望台や観光農園における季節に応じたメロン・イチゴなどの味覚狩りなどの観光資源が立地しており、年間約230万人が利用されており、令和3年5月には太平洋岸自転車道がナショナルサイクルルート指定を受けています。
			また、海山の自然を資源としたサーフィン大会や伊良湖トライアスロン、オフロードトライアスロン、サイクリングなどのスポーツイベントの開催が盛んであり釣り客も多く訪れる地域です。
			 
 
    渥美半島でオフロードトライアスロンを開催。
 
    田原市 大石海岸で開かれたサーフィンの世界選手権。世界42ヵ国197人の選手が参加。
 
    観光農園における季節に応じたメロン・イチゴなどの味覚狩り
 
    トライアスロン伊良湖大会は、1987年から続く、華やかなスポーツイベントです。
 
    太平洋ロングビーチでの朝釣りの様子。