重要港湾「三河港」の臨海工業地帯田原地区に企業立地が集積しており、そのうちの大部分を輸送機械製造業が占めています。
田原市の輸送品機械器具の製造品出荷額等は市町村別では全国4位で、都道府県別上位の1県にも相当し、県内有数の工業集積地となっています。

田原市の農業は、昭和43年の豊川用水全面通水以来、飛躍的な発展を遂げ、令和元年の農業産出額は市町村別全国2位となっています。（平成30年まで5年連続全国1位）
電照菊やガーベラなどの花き、キャベツ・ブロッコリーなどの野菜、肉用牛・豚などを中心に、いずれも収益性の高い農業が営まれています。
農産物は、国道42号から東名浜松IC経由で関東・東北方面、もしくは国道259号から東名音羽蒲郡IC経由で、中京・関西・九州方面へ出荷されています。

観光レクリエーション利用者統計（レジ数）によると下記図のとおり主要観光施設では、「道の駅」田原めっくんはうすをはじめとする3つの重点「道の駅」、蔵王山展望台や観光農園における季節に応じたメロン・イチゴなどの味覚狩りなどの観光資源が立地しておりコロナ禍以前は年間約310万人が利用されており、令和3年5月には太平洋岸自転車道がナショナルサイクルルート指定を受けています。
また、海山の自然を資源としたサーフィン世界大会の開催（2018）や伊良湖トライアスロン、オフロードトライアスロン、サイクリングなどのスポーツイベントの開催が盛んであり釣り客も多く訪れる地域です。

主要観光施設の立地状況

出典：令和元年愛知県観光レクリエーション利用者統計

オフロードトライアスロン田原大会

渥美半島でオフロードトライアスロンを開催。

サーフィン世界大会 田原

田原市 大石海岸で開かれたサーフィンの世界選手権。世界42ヵ国197人の選手が参加。

メロン・イチゴなどの味覚狩り

観光農園における季節に応じたメロン・イチゴなどの味覚狩り

伊良湖トライアスロン大会

トライアスロン伊良湖大会は、1987年から続く、華やかなスポーツイベントです。

太平洋岸での釣り人

太平洋ロングビーチでの朝釣りの様子。